おふでさき現代語訳三号です
なるべくシンプルに訳すことを心がけました
原文が重要なのは重々承知しているのですが、現代語で一気に通して読みたいと思っても、そういったサイトが見当たらないので自分用の覚え書きとして現代語訳を行いました
その点をご理解いただければ幸いです
おふでさき第三号 現代語訳
一
このたびは、門の内側に立っている物を、
急いで取り払いせよ。
二
速やかに掃除をして整えたなら、
なわむねを急いで張ってくれよ。
(なわむね=建築をする場合になわを張ってその位置を示すもの。)
三
真実に掃除をやり終えたその後は、
神の助けによって心が改まり、奮い立つ。
四
だんだんと世界の心が勇まれば、
これで日本が治まるようになる。
五
今までは何事も計り知れんかったが、
これから見える不思議な合図がある。
六
来ん者に無理に来いとは言わん。
ついて来るなら、いつまでもついて来い。
七
これからは水にたとえて話す。
澄んだところや濁ったところで悟りを得るようなものだ。
八
神が本気で心を込めているのは、
真の柱を一刻も早く立てたいからだ。
九
この柱を早く立てようと思うても、
濁った水のように状況がはっきりせんのだ。
一〇
この水を早く清めるのも重要な作業だ。
水濾しに砂をかけて、清めよ。
一一
この水濾しの場所がどこにあるかと思うなよ。
胸と口が砂と水濾しの場所である。
一二
この話をすみやかに悟ったなら、
すぐにも真の柱を立てる。
一三
柱を正しく据えたなら、この世は確かに治まる。
一四
この話は悟りの試しであるから、
これで悟りを得たかどうかを試すのだ。
一五
この世の人間の始まりは神によるもので、
誰も知っている者はおらんだろう。
一六
泥海の中から、守護を始めて、それが次第に発展してきた。
一七
今回、救いの方法を教えることもするが、
今までにないことを始める。
一八
今までにないことを始めようとしているのは、
もともとそう定めた神だからである。
一九
日に日に神の話が次々と続いておるが、
特に解き明かされることはない。
二〇
何をしても解かれんことはないが、
心澄まして聞く者はない。
二一
すみやかに心澄まして聞くならば、
全てのことを説いて聞かせよう。
二二
このように確かな試みとして記されているのだから、
ここに間違いはないと思えよ。
二三
この試みがすぐに現れた事であるなら、
どんな話もすべて真実である。
二四
話の内容が完全に正しいわけではないが、
何を言っても嘘と思うな。
二五
目に見えん神の言うこと為すことは、
何をしても少しも分からんだろう。
二六
すみやかに見える話であるから、
これが確かな証拠となるぞ。
二七
これを見て、何を聞いても楽しめよ。
どんな話も、みなこの道理。
二八
人のものを借りたらば、すぐに返せよ。
早う返すようにと言っているのだ。
二九
子どもの夜泣きを心配することはない。
子どもが泣くのは、神の意志にかなっているからだ。
三〇
神が早く知らせてくださるときには、
どんなことでもしかと聞き分けよ。
三一
さあ、心違いがないように、
速やかに取り組むがよいぞ。
三二
真実に人を助けようとする心であれば、
神の目には何の問題もない。
三三
自分自身にとって、今これが良いことだと思う心は、
すべて間違っておるからな。
三四
手掛けたとしても、どんな道を踏み進めても、
最後の細い道はまだ見えておらん
三五
人間の能力は頼りないものであるから、
最後の道筋はなおさら分からんぞ
三六
今のことについては何も言うことはないくらいに、
これからの救いの道筋が見えてくる
三七
今の道がどんな道であっても気にするな。
これからの本当の道を楽しみにしていよ。
三八
本当に人を助ける心を持っているなら、
何を言われても正しく受け止めることができる。
三九
口先だけの計略は必要ない。本当の心に誠があるなら。
四〇
どんなことにでも、このように神の身体だ。
よく考えてみよ。
四一
人間は皆、神の貸しものだ。
何と思うて使っておるのだ。
四二
今年は珍しいことを始めて、
今まで知らんかったことをやるぞ。
(今年というのは陰暦で、明治六年。教祖中山みきが赤衣を纏うようになった)
四三
これまでは何事も世間並みでしかなかったが、
これからは胸の内から分かってくる。
四四
このたび、助け一条に関わることも、
自分自身の試練のためである。
四五
助けといっても、拝み祈るものではない。
伺いをたてるようなものでもない。
四六
このところ、あらゆる事柄を説き聞かす。
すべては神一条で、胸の内から湧き出ているのだ。
四七
分かるように、胸の内からよく考えよ。
人を助ければ、自分自身も助かる。
四八
高い立場の者は、世界を思うままにしていても、
その先は見えておらん。
四九
だんだんと多く集めたこの立ち木、
ようぼくになるようなものはないぞ。
(ようぼく=用木、親神様の御用に立つ者。)
五〇
どのような木も多く集まってはいるが、
いがみ合っているようでは、これはかなわん。
五一
世界中の人々の胸の内から、真の柱を立て、
神の切なる思いを早く示したい。
五二
世界中の人々の胸の内からこの掃除をして、
神がどのように導くかを、しかと見ていよ。
五三
これからは神が表に現れて、
山のような大事業に取りかかって掃除をするのだ。
五四
神が一斉に掃除するならば、
心勇んで、前向きな心構えでいよ。
五五
何もかも神が引き受けるのだから、
どんなことでも重く受け止めすぎるな。
五六
このたびは、内を治める真の柱を、
水を澄ませて、早く立てたい。
五七
高い地位の者の真の柱は外国人だ。
これが一番の神の立腹。
五八
上に立つ者は、世界を思うがままにする。
神の残念を何と思うのか。
五九
これまでは、何を言っても見えていなかった。
だが、もうこのたびは、はっきりと見通せる時が来た。
六〇
これからは、再び陽気づとめに取りかかる。
それが何を意味するのかは、すぐには分からんだろう。
六一
今までも知っているつもりで話を聞き、説明されてもきたが、
結局それが何のことなのか分からんままである。
六二
これまでは、どんな話を説いて聞かされても、
時が来ておらんで、はっきりとは見えておらんぞ。
六三
これからは、もう成就の時が来るから、
言われたことが、そのまま見えるようになってくるぞ。
六四
しかと聞け。
三六二五の暮れの頃に、胸の内の掃除を神がする。
六五
よく考えよ。どれほど澄んだ水であっても、
泥を入れれば濁ってしまう。
六六
濁った水を早く澄まさんことには、
真の柱を立てようがない。
六七
柱さえ、はやく建てたならば、
末代まで、しかと治まる
六八
この世を始めた神の真実を
説いて聞かせる、嘘と思うな。
六九
今までも神学や古記などあったが、
もとを知る者はいない。
七〇
そのはずだ。泥水の中の道を進んでいる途中なのだから、
分かっている者などいるはずがないことだ。
七一
これまでは、この世でまだ始まっていなかったことを、
少しずつ順を追って説いて聞かせているのである。
七二
あり得ないようなことばかりを説いているが、
その中に間違いは一つもない。
七三
十一から九が抜け落ち、真を忘れてしまい、
正月二十六日を待つ。
七四
この間に真も付いてくる。欲は捨てよ。
人衆がそろって、つとめを整える。
七五
日ごとに神の心の切迫は強まり、
自由自在のはたらきを早く示したいのである。
七六
これからは人衆がそろってつとめを行う。
それによって、日本は確かに治まる。
七七
これはまことに人を助けるための一つの道であるから、
何も恐れることはまったくない。
七八
何もかもを「助け一条」だけに定めて進むなら、
神の残念な思いが身にまとわりつく。
七九
よく考えよ。万(よろず)の助けが成されるこの段取りを、
人間の浅い知恵で軽々しく考えてはならん。
八〇
これまでは、何事も万事が分からず、
すべて人間の心だけで判断してきた。
八一
これからは、神の心と、上に立つ者の心とが、
心と心で引き合わされていく。
八二
この話を、ちょっとしたことだと思ってはならない。
神が、もはや見過ごせなくなったためである。
八三
これからは、神の力と、上に立つ者の力とが、
どちらが真の力かを比べる時だと思え。
八四
どれだけの強い敵がいるというなら、出してみよ。
神の方にも、それに倍する力があるのだから。
八五
真の神が表に出てくるのだから、
どんな出来事が起きても不思議ではないと思え。
八六
これまでは外国が日本を好き勝手にしてきた。
神の無念さは、いったいどう表せばよいのだろうか。
八七
これからは日本が外国を思うままに動かす。
みな一同、そのつもりで覚悟していよ。
八八
同じ木の根と枝のことなら、
枝は折れても、根は栄えてくる。
八九
今までは外国が偉いと言われてきたが、
これから先は、折れていくばかりだ。
九〇
日本は弱く小さいように思われているが、
ひとたび本気を出せば、恐れられる存在になる。
九一
この力は人間の知恵では理解出来ん。
これは神の力であり、人の力では到底かなわん。
九二
この世はにぎわしくしているように見えるが、
その根本を理解している者はおらん。
九三
この根本を詳しく理解していれば、
病が起こることはないのだが…。
九四
何も知らないまま暮らしているこの子供たちは、
神の目から見れば、あわれな存在である。
九五
どんなことも、病気だと言うほどのものではない。
あるのは心違いの道であるから。
九六
この道は、惜しい・欲しいという思いや、欲や慢心が強く出る。
それこそが「ほこり」である。
九七
この世の人間は皆、神の子である。
だからこそ、神の言うことをしっかりと聞き分けよ。
九八
その「ほこり」をすみやかに払い落としたなら、
そのあとには、これまでにない不思議な助けが現れる。
九九
真実の心しだいで、この助けは、
病気をすることも死ぬこともなく、弱ることもない。
一〇〇
この助けは百十五歳までの寿命と定めてきた、
神の一助である。
一〇一
日々あらわになってくる神の切迫した思いを、
そばにいる者たちは、いったいどう思っているのだ。
一〇二
上に立つ者を恐れて身をすくめているが、
神の切迫した思いには、恐れるべきものは何もない。
一〇三
胸の具合が悪いのを、病気だと思うな。
それは神の切迫した思いに仕えているためである。
一〇四
だんだんと、神の心というものは
不思議なかたちで現れ、助けを急ぎ進めていく。
一〇五
この不思議が何のことか分からないと思っているだろうが、
それは「ほこり」を払い、きちんと掃除を整えるということだ。
一〇六
その後、早く柱を立ててしまえば、
これでこの世のあり方は定まる。
一〇七
この話が早く見えてきたなら、
どんな者でも皆、納得するだろう。
一〇八
今までは、ただの証拠試しだと言われてきたが、
かんろだいもいったい何のことなのか分からなかった。
一〇九
この者を四年前から前に引き寄せ、
神が抱きしめてきた。これが最初の証である。
一一〇
真実として、早く立て直すための段取りが進められている。
神自らが急いている。これが第一である。
一一一
これまでは自由自在、思いのままと説いてきたが、
実際には何もはっきり見えてはおらなかった。
一一二
これからは、どんな話も解き明かして聞かせる。
それが見えてきたなら、自由自在となる。
一一三
これまでのことは、何も言ってはくれなかったが、
二十六日から始めにかかるぞ。
一一四
これからは、世界の人々の心を正し始め、
日本を立て直すための段取りを行うのである。
一一五
人間の心というものは浅はかで、
目に見えたことだけを口にするものである。
一一六
これからは、これまでになかったことばかりを説き示しておく。
だからこそ、この先に起こることを確かに見極めておれよ。
一一七
どのようなことでも、順を追って言い聞かせていく。
目に見えていることについては、あえて言わんぞ。
一一八
この世を始めた神の真の柱を、
一日も早く立てたいというのが、神のただ一つの願いである。
一一九
神が目の前で言うこと為すことを、
一つ一つ丁寧に聞いて、よく思案せよ。
一二〇
今の道は上の者の思いどおりだと思っているだろうが、
それは違う。すべては神の思し召しのままである。
一二一
上に立つ者は、世界中を思いのままにしているつもりでいるが、
それが神の無念さであることを、まだ分かっておらんのか。
一二二
これまでは、世の中の万事は上に立つ者の思うままだった。
しかし、これからは不平や異議が出てくるようになる。
一二三
このような世を始めてから、
何もかもを解き明かして聞かせたことは、これまでなかった。
一二四
上に立つ者は、世界中を自分の思いどおりにできる
と思っているが、それは心が違っている。
一二五
高い山に育つ木も、谷底に育つ木も、
みな本質は同じである。
一二六
人間は皆、神から一時的に預けられた存在である。
神の自由な働きというものを、理解しているか。
一二七
一同みな、自分自身をよく戒めよ。
神がいつ、どこへ現れて動くのか分かんからである。
一二八
少し話すが、神の心の急き込みは、
ようぼくを呼び寄せ、集めるための段取りばかりである。
(ようぼく=用木、親神様の御用に立つ者。)
一二九
だんだんと多くの立ち木が現れるけれど、
その中のどれがようぼくとなるのかは、まだ知れぬ。
一三〇
ようぼくも、少しのことでは育たんから、
多くの良い働き手が欲しいのだ。
一三一
日々、ようぼくには手入れするから、
どこが悪いなどとは、少しも思うな。
一三二
同じ木も、だんだんと整っていく者もいれば、
そのまま枯れてしまう者もいる。
一三三
これほどまでに自由自在なこの試しは、
ほかのどこにも決してない。
一三四
今までも試しとして説いてきたが、
もうこの度は、試し納めとする。
一三五
だんだんと、どんなことについても、この世は
神の身体だと考えてみよ。
一三六
今回、神が自ら働きかけているから、
あらゆることをみな教えるぞ。
一三七
自分の身の内にある借り物を知らずにいては、
何も分からんままだ。
一三八
考えてみよ。病気だと言うほどのことは何もない。
神の道は正しく、しっかりしているのだ。
一三九
ほんの小さなできものやのぼせた痛みも、
神の導きによるものである。
一四〇
今まで、高い山だと言ったところで、
ようぼくは見えなかった。
一四一
これからは、高い山であっても、
ようぼくを見出していくつもりである。
一四二
世界一列に、素早く助けを行うこの段取りは、
上も下も心を整えて臨むように。
一四三
日ごとに世界の心を正そうとするなら、
物事の仕組みや結果は自然に現れてくるだろう。
一四四
どんなことでも、すべては助け一条のためであるから、
根本の部分を早く断ち切りたい。
一四五
今の道は「ほこり」にまみれているから、
ほうきを使って掃除をせよ。
一四六
掃除した先の道は広くて障害もない。
何人でも連れて通れよ。
一四七
二二の二の五つには話しかけ、
あらゆる因縁をみな説き聞かす。
二二の二の五つ=二月二十二日の夜の五つ刻(今の午後八時)
一四八
高山の説経を聞いて、
心からの神の話を聞いて、思案せよ。
一四九
日に日に神の話を一つ一つしっかり聞き、
楽しむことが大切である。